この記事ではエンジニア向け転職サイトならGreenとWantedlyが最強なのではないか?ということに関して解説します。
- なぜGreenとWantedlyをおすすめしているのか?
- GreenとWantedlyを活用した転職活動の進め方
- 各サービスの運用方法
転職サイトを使って転職をしたいが、たくさん種類があってどれがおすすめかわからない。
自分に合わせたおすすめの求人サイトが知りたい。
という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、転職でGreenとWantedlyに大変お世話になったのでその体験談をまとめます。
今回おすすめしている転職サイトはこちら
Green
IT/Web業界の転職サイトでは歴史・実績がある大本命。Sler・SES・受託会社が多め。豊富な企業数・求人数があり、スカウトサービスなども利用可能。
Wantedly
ベンチャー・スタートアップの利用が多い転職サイト。転職サイトとSNSの中間のようなサービスでバランスがいい。企業がメディアとしても利用しているため、企業に関して詳しく知ることができる。
また転職サイトはたくさんあってどれを使えばいいかわからないですよね。下記記事で目的別におすすめの転職サイトをまとめたので、是非ご参考ください。
転職エージェントはこちら
実際に転職に成功されて人の意見はこんな感じです。
GreenとWantedlyをおすすめしている理由
GreenとWantedlyをおすすめしている理由は下記になります。
- 自分の応募したい企業を網羅できた。
- カジュアル面談から選考をスタートすることができる。
- ブログや求人票が充実しているため企業研究がしやすい。
自分の応募したい企業を網羅できた。
今回の転職では、応募先の候補を約50社ほどをピックアップしたのですが、ほとんどを人材紹介会社とGreenとWantedlyで網羅することができました。
転職サイトは使いすぎても、登録や管理するのがめんどくさくなるので、最小限で済まそうと考えた時にこの2つはおすすめです。
私の実際の利用データはこのようになっています。
応募 | 返信 | 未返信・見送り | 選考 | 内定 | スカウト | |
---|---|---|---|---|---|---|
Green | 11 | 3 | 8 | 4 | 1 | 89 |
Wantedly | 14 | 6 | 6 | 5 | 0 | 24 |
※集計期間:2021年1月 ~ 2021年3月(約2ヶ月間)
Greenの返信率は約27%、Wantedlyの返信率は約42%でした。
またここでいう応募は、Greenは「気になる」、Wantedlyは「話を聞きたい」です。
Greenの場合は、「気になる」とは別に「応募フォームへ」がありますが、全て「気になる」経由でのデータです。
Greenの「気になる」ボタン

Wantedlyの「話を聞きに行きたい」

後ほど、詳細な求人数やデータをまとめますが、Greenは様々な業界を網羅しており、Wantedlyはスタートアップやベンチャーをカバーしているようなイメージです。
その他の企業は、自己応募、人材紹介会社経由で選考を進めました。
ご自身の状況に合わせて、申し込みの方法や経路は変えた方が良いです。
それはまた別の記事でまとめたいと思います。
カジュアル面談から選考をスタートすることができる。
GreenとWantedlyは「半分選考だけど、半分情報収集」であるカジュアル面談から始めることができます。
カジュアル面談に関して詳しく知りたい方は、後ほどまとめますのでそちらをご確認ください。
カジュアル面談のメリットとしては下記が挙げられます。
- 実際働いている人と話すことによって、求人票ではわからないことを知れる。
- 応募理由など準備する必要がなく、ボタン1つでカジュアルに申し込むことができる。
- 話を聞くことによって、自分が知らなかった魅力的な企業に出会える可能性がある。
正直求人票でわからないことはたくさんあります。
最近のWeb系企業は、積極的にカジュアル面談を実施しているので有効活用しない手はないです。
- 仕事が忙しくて情報収集の時間が取れない。
- ミスマッチが起きないか不安。
- 第一志望じゃないけど気になる企業がある。
- まずは多くの企業と話を聞いて、そこから企業を絞っていきたい。
上記のような人は、是非積極的にカジュアル面談を有効活用すべきだと思います。
選考では聞けないような話も現場の社員の人に聞くこともできます。
ただし、カジュアル面談では下記のことに注意して利用してください。
- 「カジュアル」とはいうが半分選考。
- 先方の貴重な時間をもらっているので、調べてわかる情報の質問は避ける。
- 選考の案内をされた場合、断ってもいい。
ブログや求人票が充実しているため企業研究がしやすい。
GreenやWantedlyの魅力として、掲載情報の充実度があります。
こちらは実際に求人票を読んでみると、その情報の質がわかりやすいと思います。
転職先企業の選定にも使えますね。読み物としても普通に面白いです。
以上がGreenとWantedlyをおすすめしている理由になります。
簡単におさらいをします。
- 応募先企業を網羅することができた。
- カジュアル面談から選考を始めることができる。
- 求人票やブログが充実しているため企業研究に使える。
各媒体へは下記URLをクリックして登録することができます。
Green
IT/Web業界の転職サイトでは歴史・実績がある大本命。Sler・SES・受託会社が多め。豊富な企業数・求人数があり、スカウトサービスなども利用可能。
Wantedly
ベンチャー・スタートアップの利用が多い転職サイト。転職サイトとSNSの中間のようなサービスでバランスがいい。企業がメディアとしても利用しているため、企業に関して詳しく知ることができる。
おすすめである理由を書いたので、ここからは各媒体の特徴に関して解説をします。
Greenの特徴

画像は公式サイトから引用。
https://www.green-japan.com/
求人数 | 19,014件 |
掲載企業数 | 3,277社 |
サービス開始年度 | 2006年 |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
会社情報 | https://atrae.co.jp/ |
※集計時期:2021年4月
掲載企業数、求人数、歴史、運営企業の収益性など総合力の高さがあります。
主な特徴は下記の通りです。
- 利用者、利用企業、ともに業界内の評判の高さ
- 利用企業のアクティブさ(スカウト数の多さ)
- IT/Web業界最大級の求人数
Greenは利用者、利用企業の評判が高く、転職者は無料で使えるため登録して損はないサービスです。
Greenの注意点
Greenの注意点は下記の通りです。
- 企業は1人採用ごとに100万円前後のお金を払うため採用費がかかる。
企業は100万円前後の採用費がかかる
Greenは採用が決まった時に企業がお金を払う成果報酬型のサービスです。

相場で年収の30%前後が成果報酬としてお金がかかります。
これは、人材紹介サービスと同じ仕組みです。
企業は、Green経由で採用をした場合、運営会社(アトラエ株式会社)にお金を払う必要があります。
そのため、採用をするか、しないかの判断の際に「お金がかかるから、自己応募の人を取ろう…。」となる可能性はあります。
内定が出ないわけではありませんが、大本命の企業への応募は自己応募をおすすめします。
しかし、自己応募は時間や手間がかかるので志望度別に応募方法を変えることをおすすめします。
Wantedlyの特徴

画像は公式サイトから引用。
https://www.wantedly.com/
求人数 | 20,039件 |
掲載企業数 | 未集計 |
サービス開始年度 | 2012年2月 |
運営会社 | ウォンテッドリー株式会社 |
会社情報 | https://www.wantedly.com/ |
※集計時期:2021年4月
※求人数の検索条件:「エンジニア × 中途採用」
Wantedlyはスタートアップ・ベンチャーに強いWebサイトです。
主な特徴は下記の通りです。
- スタートアップ、ベンチャー求人に強い。
- 「ストーリー」という社内ブログで会社の内情がわかる。
- ミートアップで企業の人と接点をつくりやすい。
Wantedlyは求人サイトとSNSの中間のようなサービスなので、求人をみるだけではなく、SNS的な使い方もできるのが特徴です。
Wantedlyの注意点
Wantedlyの注意点は下記の通りです。
- 気軽に応募できる分、ライバルは多いし、未返信の場合もある。
- 安く掲載できるので、成長していない企業に当たる可能性がある。
ライバルが多く、未返信の場合もある
Wantedlyは気軽に応募できる分、ライバルが多いです。
Wantedly経由で企業へ大量応募するのは1つの流れとして感じます。
人気企業になればなるほど、応募数は多くなるので、その分周りに埋もれてしまいます。
Wantedly経由で応募したが返信がこず、別媒体経由で応募したら返信が来たこともあります。
※逆の場合もあります。
返信がこない前提で別媒体からの応募も視野にいれて活動しましょう。
掲載費が安いので、成長していない企業に当たる可能性がある
Greenや人材紹介会社が1名採用するのに100万円前後のお金がかかるのに対して、Wantedlyは半年で30万円程度でサービスが利用可能です。
※ 料金表は変動するため正確な数字ではありません。
※ ただし、Greenや人材紹介会社に比べると安いのは間違いないです
安く利用することができる分、「お金がない企業も使いやすい」という特徴があります。
だから、採用費を抑えたいスタートアップ、ベンチャーの利用が多いです。
お金がない企業は、待遇や給与面で相対的に辛い思いをする場合があるので、しっかり見極めていく必要があります。
とはいえ、どうやって見極めてたらいいかわからないですよね、、、。
ブラック企業かスタートアップ企業かを見極める1つの指標に「売上成長率」があります。
売上が伸びているということは、人が大量に辞めていくから採用しているのではなく、会社が伸びていて採用していることになります。
面接で「今期の売上は、前期の何倍だったか教えて下さい。」と質問するのもありですね。
決算が読めるようになるnoteで有名なシバタさんが記事にしているので、有料ではありますが気になる方はみてみるのもいいと思います。
ブラック企業とスタートアップを見分けるためのたった2つの質問
GreenとWantedlyの口コミ
Twitterで実際に使っている方々の評判をみていきましょう。
転職サイトを使うときの注意点
転職サイトを使う時の注意点は下記の通りです。
- 転職サイトや紹介会社経由では出てこない優良企業がある。
転職サイトや紹介会社経由では出てこない優良企業がある
すでに知名度があり、採用力がある人気企業は転職サイトに出てこない場合があります。
わざわざお金をかけてまで候補者を集めなくても、充分に応募が来るためです。
転職サイトや転職エージェントが扱っている案件は、各社が営業で獲得できた案件に限るということを注意する必要があります。
そのため、自己応募や転職エージェントなどを上手く組み合わせて使うことをおすすめします。
転職サイト、転職エージェント、SNSなどたくさんの転職方法があります!
カジュアル面談を主軸に上手く活用しよう!
GreenとWantedlyがなぜ良いのか?に関してまとめました。
実際にGreen経由では内定が出ており、この2つの媒体は非常に魅力的なサービスとなっています。
是非、有効活用していくことをおすすめします。
エンジニア転職に関してまとめました。