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【転職エージェントの闇】業界の裏事情を元営業担当が暴露します

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転職エージェントは、無料で転職の支援をしてくれるサービスです。

使っている人もたくさんいますが、一方で本当に信頼していいのか?何か裏事情があるのでは?と不安になることもありますよね。

ただほど怖いものはないってマックでJKが言ってました。

本記事では、エンジニア向けに転職エージェントとして働いていた私が、業界の裏事情を包み隠さず公表します。

おすすめの転職エージェントは下記記事でまとめています。



私は、転職エージェントとしてエンジニアの方の転職支援を仕事としてしていました。
人材業界を渡り歩いた40代のベテラン上長から仕事のイロハを教わりました。

その上長からは、「業界で実際に行われていた驚くべき慣習」や「営業として成果を出すための裏側」などを聞きました。

これからお話する話は、私が転職エージェントとして働いた経験、実際に転職者として転職エージェントを複数社使った経験、上長から聞いた話を元に書いています。

必ずしも全ての転職エージェントがこの話に当てはまるわけではなく、誠実にサービスを提供しているエージェントもいます。

情報の更新が途絶えたら業界から消されたと思ってください。

まずは求人に応募して転職活動を始めましょう!という

「まずは求人に応募しましょう!」は、当たり前の話に聞こえます。
求人に応募するときは、1つ気をつけなければならないことがあります。

それは、選考時期を揃えることです。
選考時期を揃えるということは、企業から内定が出るタイミングを揃えるということです。

なぜ、内定が出るタイミングを揃える必要があるのか?というと、内定には承諾期限があります。
そして、多くの内定承諾期限は1週間ほどで設定されています。

つまり、選考時期を揃えず求人に応募をし、選考が始まると、本当に行きたい本命企業の内定をもらう前に他の企業の意思決定をする必要が出てきます。

そのため、うかつに求人に応募するのは注意です。
転職エージェントが「求人応募」を急かす理由は、選考時期を自社の求人でコントロールし、他のエージェントや自己応募よりも早く内定を獲得し、意思決定を迫るためです。

もちろん、転職活動は同じように求職しているライバルがいて、企業の採用枠も決まっている場合があるので、早く応募をしたほうが有利な場合もあります。

解決策としては、転職エージェント経由、自己応募、の申し込むタイミングは統一させましょう。
そのために、自分が興味がある・選考を受けたい企業のリストを作成し、同じタイミングで応募をしましょう。

また、カジュアル面談を有効活用していく場合は、選考フローが1つ多くなるので注意をしましょう。

求人に応募するときは「選考時期」を合わせるようにしましょう。

求人を30以上紹介し、とりあえず応募しようと勧める

求人を大量紹介し、「まずは応募をしてから絞っていきましょう」という場合には注意が必要です。
これは、あなたのことを考えておらず、ただ作業的に仕事をしている可能性があります。

背景として、人材紹介は全て確率論で管理されています。
大まかな選考フローは下記の通りです。

そして、それぞれの選考の通過率は全て過去データで出ており、その確率によって管理されています。
例として、通過率と30社に応募した場合の通過企業数を記載します。

つまり、転職エージェント側からしたら30求人に応募してもらったら1~2社内定が出る計算で動いています。

あなたが「行きたい企業、合う企業がわからないし、とりあえず応募したい」と考えているなら問題はありません。むしろ積極的に利用していくべきです。特に大手総合型転職エージェントはこの傾向にあります。
※ 大手総合型転職エージェントの詳細はこちらから確認できます。

一方で、キャリア面談の内容を踏まえて、「自分の特性にあった企業を紹介したもらいたい!」と考えている場合にはどうしたらいいでしょうか?

解決策の1つは、担当のエージェントに「なぜこの求人が私にとっておすすめか?」を聞きましょう。
この時の判別ポイントとして、「公開されている求人票に載っていない情報」を教えてくるか?を確認してみてください。

あなたのことを考えてくれていて、かつ信頼できるエージェントは、求人票に載っていない採用担当者の特性から、なぜこの応募をしているのか?会社がどのような状況でどのような人材を求めているのか?を教えてくれると思います。

そうでない場合、「内定が出やすい求人」をとりあえず紹介している可能性があるので注意をしましょう。

転職エージェントに「仲介してもらう価値」は求人票に載っていない情報にあります。

「内定が出やすい企業」を織り交ぜて紹介

転職エージェントは、人材紹介ビジネスをしています。
人材紹介ビジネスは、あなたが企業に入社したときに成果報酬として年収の30%前後を報酬として受け取るビジネスです。

つまり、あなたが企業に入社すれば儲かるビジネスなので、転職エージェントからしたら「自分の紹介した求人で内定が出てほしい」というのが本音です。

そのため、複数紹介する求人の中に「内定が出やすい求人」を織り交ぜるケースがあります。
ここでの注意点は、「内定が出やすい求人」を見極める必要があることです。

内定が出やすい求人は2パターンあります。

成長中の企業は有望ですが、常に人が辞めていく企業はブラック企業の可能性がありますね。
これのどちらなのか?を見極める必要があります。

見極める方法としては、OpenWork転職会議のような企業の口コミサイトに登録し、裏付けを取る方法が有効です。また、ビジネスマッチングアプリのYentaに登録し、退職者に話を聞くのをおすすめします。
※ 人に話を聞く場合には退職者に話を聞きましょう。現在働いている人の場合なかなか本音が出ません(実体験)

口コミサイトはOpenWork転職会議が業界のNo1・2なので、この2つに登録すれば充分です。

https://encarisan.com/review-site-for-junior-engineer/

良くない会社を紹介される場合に備えて裏取りの準備をしましょう。

なぜか月末に意思決定を促すエージェントが増える

転職エージェントの中には、月末に近づくにつれて意思決定を急かす人がいます。
背景としては、人材紹介業は徹底したKPIによる目標管理の文化があるからです。

先程、人材紹介業の確率論の話をしました。
全ての選考フローの確率がわかるということは、「いつまでに、誰を、どこの選考まで進める」を目標として設定しています。

そして、営業はもちろん毎月の目標(何人内定を出してもらえるか?)を追いかけています。
なので、月末に近づくと自分の予算を達成するために、意思決定を急かす人が出てきます。

出来る転職エージェントは、候補者のことを第一に考えているので、急かすことはありえませんし、月末になる前に安定的に目標を達成しているので、そのようなことは発生しません。

良い担当者と巡り合うことが大切ですね。

解決策としては、そもそも使う人材紹介会社を1社ではなく複数社使いリスクヘッジをするか、人材紹介会社以外でも申し込む方法があります。

そうすることによって「〜経由で申し込んでいるところがまだ面接中なので〜」ということが出来ます。
信頼できるエージェントに出会えない場合は、複数エージェントを使ったほうがいいです。

自分が紹介した案件をゴリ押し

あなたが内定を複数社、それも転職エージェント以外の経由で内定を獲得した場合に発生します。

転職エージェントは、自分が紹介した会社にあなたが入社したときに成果報酬をもらえるビジネスです。
そのため、自分の紹介した企業に入社してもらいたいと思っています。

転職支援しているときは、「あなたにとって1番良い選択を〜」といいますが、実際に内定が出たあとは自分の案件をゴリ押しする場合があります。

これは当然といえば当然の現象で、自分が本当におすすめだと思って企業を紹介しているので、ゴリ押しするのは理にかなっていますね。

そのため、ゴリ押しは覚悟しておきましょう。

大切なのは、自分の転職軸に1番マッチする企業を自分で意思決定することです。

他人の意見ではなく、自分の意志で決めると後悔しなくて済みますね。

転職をしたことがない新卒が転職支援

これは人材紹介あるあるだと思います。

背景として、人材紹介業は労働集約型のビジネスモデルです。
そのため、リクルートを始めとする人材紹介を運営する企業は積極的に新卒採用をしています。

その結果、転職をしたことがないのに転職支援をするという構造が発生します。

転職エージェントによっては、キャリアの相談を担当するキャリアアドバイザー(CA)は中途、企業から求人案件を獲得するリクルート担当(RA)は新卒と分業しているところもあります。

あなたが転職エージェントにキャリアの相談からアドバイスをしてもらいたいと思っている場合は、転職エージェントに申し込む際に「転職経験のある方に相談をしたいです」と伝えるのがおすすめです。

それでもいい担当者と巡り会えなかった場合は、担当者を変えてもらうか、別の転職エージェントを並行して利用することをおすすめします。

転職エージェントの仕組みを理解して、上手く活用しましょう

以上が転職エージェントの裏事情でした。
転職エージェントの悪い面、業界側の人間からしたら隠しておきたい事情を書きました。

ただ、「転職エージェントが悪い・使うな!」と言いたいのではなくて、サービスの特性を理解して、上手く活用していくべきだと思います。

転職エージェントは、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策、特別ルートでの選考などメリットがあるので、積極的に使うのをおすすめします。

転職エージェントと上手く付き合っていきましょう!

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